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“打たれ弱い”若者から考える子育て

「忍耐が足りない」

「些細な失敗でくじけやすい」

「叱られることに慣れていない」

そんな、いわゆる”打たれ弱い”若手社員に関するお悩み相談が、産業保健の現場で増えています。

 

今の若者が悪いというわけではありません。

良い面もたくさんあります。

しかし、上に書いた性質は、働く上ではストレスを産みがちで本人も困りますし、会社側も、合わないからといってあっさり辞められては困ります。

そんな様子を見ながら、

私は自分が親であるということともあり、

どうしたら働くことに意欲的で、精神的にタフな大人に育つのか興味があるので、

面談する方には、差し支えない範囲での家庭環境、兄弟順位、親との関係を聞くことにしています。

そうすると、フラクタル心理学で言われる兄弟順位の特徴や、

親の厳しさに対する肯定感というものはやはり強く影響していると感じています。

褒めて育てる育児、叱らない育児やイクメン礼賛の表と裏も見えてきます。

 

さて、打たれ弱い、といいながら、実は弱くないのでは?という方も‥。

職場でやりたくないことをやらされてる、

厳しく叱られて凹んでいる、あれはパワハラではないのか、

別の部署でやり直したい‥

と弱々しく訴える社員さん。

職場の人に聞くと、

「やらされてるって‥結局その仕事やってないんですよ。

できない、具合が悪いっていうから、他の人がやってるんです。」

結局、「やりたくない」という意思は通していたり。

「厳しく言われたっていうけど‥、ほんとに大変なミスでしたよ。労組でも調査しましたが、パワハラではありません。」

しかしその後、

「パワハラによる精神障害のため部署移動が必要」と書かれた診断書を持参して、会社側は混迷‥。

※上記は、特定の事例ではなく、様々な事例を統合的にみた上での一種のパターンです。ケースバイケースで、会社側に問題があればもちろん指摘します。

ちなみに、一方のみの主張を聞いて、パワハラ等と診断書に書くのは如何なものかと思いますが、意外とよくあるのです^^;

 

厳しくしてくれる親の愛に諾と言えない、

弱くなってでも状況をコントロールしようとする、

そんな子ども心が残ったまま、

大人社会の知識や権利を使おうとするとこのようなトラブルになります。

最終的には許してくれる(と、子ども心は思っている)親に対しては、

この方法でうまくいったのかもしれません。

しかし会社は甘くはありませんので撥ね付けます。

そうすると、ますます会社を恨みに思い‥。

 

そうならないための子育てってどんなものでしょう。

会社と家庭は相似形です。

子は親の鏡(部下は上司の鏡)として、育てる側に知識があれば、ストレスも軽減されますし、社会で通用する大人に安心して育てられます。

そんなことを知りたい方はモニターカウンセリングにお問い合わせください。

私もまさに今子育て中ですので、自分の試行錯誤の体験もシェアしていけたらと思っております。